キックオフ


今日は、業務より全社向けのキックオフがあって、
そちらに半日、費やした。


そこで、立花龍司さんの話を聞くことができた。
(ちなみに、去年は、平鍋さんのPFの講演でした。)


立花さんは、コンディショニングコーチとして、
メンタル的な部分をフォローしたり、選手の調子の調整を行ったりしている。
つまり、メンタル面、心理学のスペシャリストだ。


まず、最初に印象に残った話は、
考え方次第で、ぜんぜんこれからの景色が変わるって話があった。
また、考え方といっても、
上の存在の人ほど、ひたすら上を見続けて、
自分の立てた目標を粛々と達成している傾向がある。


分岐点としては、
一度、自分よりも下を見てしまって、優越感に襲われ、立ち止まってしまうと、
上の存在の人と、差が縮まらないで差が開く一方らしい。


常に上を見続ければ、自分の未熟さにがんばろうという
いいモチベーションがうまれて、目標にむけてのPDCAサイクル
うまく回り続けている。


ただ、おれは下をたまには見て(ちょっとニュアンスが伝えづらいが、
優越感というより、ここまでこれて、運がよかった、ありがたい。
って思うようにしている。


大げさにいってしまえば、すべてのものに感謝できる人って
ストレス耐性が強いと思うし。渡辺美樹さんとか、そういう考え方だった。

おれの場合は、そこまでのレベルに到達していなくって、
イラッとすることはある。
自分、まだまだっす。


ちょっと、話が脱線したので、講演の話に戻すと、
仕事が速い人の習慣と、一流スポーツ選手に共通点を発見した。


それは、上のレベルのスポーツ選手ってのは、
トレーニングの取り組み方にも工夫がされている。
どういう工夫かというと、
自分の苦手、もしくは、嫌なトレーニングを先に持ってくるらしい。
嫌なトレーニングを乗り越えれば、自分の好きなトレーニングができるって意識が働くと、
その分、質の高いトレーニング効果があるそうだ。


同様に、仕事の速い人の習慣は、まず頭のさえているうちに、
嫌な作業が何かを把握して、まず、嫌だなーって思う作業からつぶしていく。
あくまで、優先度・高、緊急度・高〜低、の作業としてだけど。
まったく持って同じだなーって。


なんだか、先送りをなぜしてしまったのか??、
って振り返ったりするのも、
前述したように取り組めれば、対策になっちゃうんだろうね。



考え方、ひとつで、ぜんぜん違うってことが改めてわかった一日で満足だった。
ただ、心残りは、質疑応答で質問できなかったかな。
講演のときは、質問するようにこころがけよっと。