JaSST07、2日目おさらい
1日ずれてしまったけど、
水曜日は、JaSST07の2日目に参加した。
総評としては、すごく有意義なカンファレンスだった。
具体的には、今までのソフトウェアテストに対する意識が変わることができた。
特に印象づいているのは、
ソフトウェアのライフサイクルは、ほとんどがテスト(もしくは、デバッグ)
で構成されている、といっても過言ではないということだ。
んで、行ったセッションは、以下のとおり。
- テスティングライブ
- テストノウハウを形に
- ソフトウェアテストの展望
- Taming a Monster
- クロージングセッション
それぞれに感想をいうと、
- テスティグライブ
おもしろかった。埋め込みバグを見つけるのにも、 的の絞り方を工夫したほうがいいんだなって。 バグを埋め込んで探す、というアクティビティを作ろうとすると、 圧力がかかってきそうだから、 こっそりそういうアクティビティができるように、 UT、CTあたりの工数をちょっと多めにしとこっかな。 品質確保につながるだろうし。
- テストノウハウを形に
創造していたのとは、違ってて残念だった。 プロセスを見直していく分析のフェーズは、興味深かったけど、 現場レベルの話がなかったような気がしてしっくりこなかった。 なんでかなって思い返すと、終盤はサービスの紹介だったから なのかなー。
- ソフトウェアテストの展望
禁則、有則、無則という捉え方、 挙動テスト実施をこなしていくさじ加減など、 すごく興味を引いた。 もっと、SWテストについて知りたいと思うようになれた気がする。 この話をきいてはっとしった。
- Taming a Monster
最後にふさわしいくらい面白すぎた。 Ed.Yourdonさん、山浦さん、松尾谷さん この方々の意見は、ぜひひろめていきたいところだ。 人間仕様書、段階的リリース、OSS開発のアプローチ、 ステークホルダーのコントロール、ツリー階層の組織の問題点、等々。 もっと話をききたいと思った。自分も今後の方針は、 これらの意見を参考にして、少しでもあんまり意識していない人たちの ベクトルが上記の意見の方向にむけられるようにがんばって 根回しするぞ。
蛇足だけど、英語も勉強しなきゃなーって。
なんでかっていうと、英語で質問のやりとりとか、講演とか、
同時通訳で聞かなきゃわからないってことに対して、すごく歯がゆい思いをしたから。
人の話は、リアルタイムにフィルタリングが入らない状態で理解したいなって。
いろいろあって勉強になったし、楽しくてよかった。
来年もまた参加したいなー。